

カスタマーハラスメント研修
時流のタイトル「カスタマーハラスメント研修」
6月17、18日の2日間、全国の管理職対象にカスタマーハラスメント研修でした。
洋服のリフォームでお馴染みの全国300店舗、株式会社ツヅキ様からのご依頼。
https://www.tsuzuki-y.co.jp/
東京都で2025年4月1日より「東京都カスタマーハラスメント防止条例」が施行され
いち早く、対策を取り入れてくださいました。
ワークを中心とした研修で、皆さんの発言バランスが均等になる
ファシリテーション形式。
主体的にご参加いただき、色んな意見が飛び交いました。
カスハラとクレームの違い
「顧客からのクレーム・言動のうち、当該クレーム・言動の要求の内容の
妥当性に照らして、当該要求を実現させるための手段・態様が
社会通念上不相当なものであって、当該手段・態様により、
労働者の就業環境が害されるもの」厚生労働省
法律での線引きなどを参考にしながら
クレーム:サービスの改善を目的とする正当な要求
カスハラ:不当な要求、嫌がらせ、従業員への攻撃を目的とする行為
お客様は全て神様ではありません。
不当な要求には毅然とした態度で取り組む重要性
クレームとカスハラの境界線をワークで合意形成しました。
また、実際の事例をもとに、カスハラ応対ワークでは
言葉の言い換え、通報のタイミングなど、即実践できるコンテンツをお伝えしました。
初動対応の3原則
①冷静
相手が感情的でも、決して感情的にならない
言動に動揺せず、毅然とした態度で
②迅速
要求が業務範囲内か、対応可能かの見極め
関係部署への報告・連携
安全確保
③記録
状況により、録音・メモ
エスカレーション
どの時点で、誰にどのように報告するのか
ラインケア
部下の変化に気づき、面談に移行するワーク。
~メンタル不調のサイン~
・簡単なミスが目立つようになった
・表情が乏しくなった
・不自然な言動が増える
・急に休みがち
・服装の乱れ、急に不潔になる
離職率低下のためにも大切なことです。
その他、アンガーマネジメントワークで自分のホットポイント、価値観に気づき
アサーティブコミュニケーションでは、思いやりのある自己主張をお伝えしました。
積極的に意見を出していただいたお陰で、進行もスムーズ。
ご自身はもちろん、部下を守りカスタマーハラスメント応対に備えてください。
貴重な機会をありがとうございます。