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おもてなしマインド合同会社

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オンライン面談ではココをおさえましょう


リアルとの違い

空気感が伝わりにくいオンラインでは、
リアルと比べどんな点に注意を払えば脱落者を防ぐことができるのでしょう。

一言で言うと、寛容さ・丁寧さ、そしてコミュニケーション能力の高さでしょう。

傾聴力が顕著に出る

空気感が伝わりにくいため、相手の理解度を図るには表情を読み解く必要がリアルよりも問われます。
人は、興味を持つことにしか耳に入りません。
「聞く」「聴く」「訊く」これを私は「聞く3段活用」と読んでいます。

「聞く3段活用」

*「聞く」一般的に使用されているこの「聞く」は門構の中に耳が入っていることからBGMのように聞き流す
イメージ。英語で例えると「hear」
 私が学生の頃の英検は「ヒアリングテスト」と呼ばれていましたが、時代とともに「リスニングテスト」と
 表記されるようになりました。
それは、なぜでしょうか?私の考察では、次にご紹介する「聴く」の意味を 反映しているからだと思うのです。

「聴く」

 *「聴く」を分解すると、耳+目と心で聞く。
 つまり、自分が聞きたい話しではなく、話し手が伝えたい内容を聴くことになります。
 視線を合わせ、うなづき、心で聴く姿勢。
 オンラインでは、双方にこのスキルを意識しないと伝えたつもりが伝わっていないコミュニケーションミスが
 おこりやすくなるのです。
 いかがですか?誰でも自分の得意分野は饒舌に話せ、聴いてほしいものですね。
 聴くスキルは、意識しないと相手に不信感を与えてしまいますので要注意です。

 英語では「Listen」に値します。現在の英検は「リスニング」と呼ばれるようになった
 意味合いが理解できますね。

「訊く」

 *「訊く」尋ねる意味ですが、普段は遣わない言葉ですね。英語では「ask」にあたります。
 政治家が「国民の声をヒアリングして」とは常套句です。勝手に聞こえるBGMと捉えず、「リスニング」と
 伝えると配慮がうかがえます。

 

寛容に接しましょう

受け手も、話し手もなにが起こるか予測不可能なのがオンライン。Wi-Fiが固まる、雑音、ハウリングなど
 事例を挙げるときりがありません。
 zoom.teamsなど使用するアプリも仕様が時々刻々と変わります。
 トラブルがあっても、慌てず、落ち着いて相手が落ちてしまった場合も寛容に受け止めましょう。
 オンラインでは、イライラが画面から伝わりやすく案外、素の性質が見え隠れします。

 一緒に場を作る。双方向で同じゴールを目指し貴重な時間を過ごす目的を忘れないでください。

音声にはこだわりを

 音声、活舌が悪いと聞き手のストレスになります。
 当初はPC内蔵マイクで個人レッスンをしていた私が恥ずかしいです。
 話すプロですから、やはりクリアに聞こえる工夫が必須です。

 iPhoneの方はイヤホンマイクの性能が良いのでお試しくださいね。
 もちろん、ヘッドセットならよりクリアに相手に声が届きます。私は、コンデンサーマイクをセットしました。

  https://wowma.jp/item/369404357

ゆっくり、丁寧に語りかける

早口は厳禁。受け手のWi-Fi環境により衛星中継のようなタイムラグが生じることも多々あります。
  ここまで大丈夫ですか?こんな配慮も必要です。

最後に

 リアルが一番なのは百も承知です。しかしながら、時代は新たな様式へと変化しています。
 オンラインとリアルの選択肢を持ち、お客様のリクエストにフレキシブルにお応えできる人が
 コロナ時代に負けない未知なる可能性を手に入れると断言できます。

 

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