子どもたちから教わったこと
子ども夢プレゼン発表会
奈良市立六条小学校様で3回目の話し方教室。自分の夢を語り、応援してもらう。
前2回の授業で、コミュニケーションとは?話し手はどのように聴いてもらえる工夫が必要なのか?
聴き手はどんなアクションで話し手をノリノリにするのか?
問いを立て、伝わる発声、立ち居振る舞い、何のために思いを語るのかを伝えて来ました。
さて、本番の発表会では、前回作成したプレゼンシートを見ても見なくても皆にお任せするねと声をかけました。
すると、ほとんどの生徒がシートは持つけれど空で発表してくれたのです。
そして、発表の順番はどうしよう?みんなで決めてもらっていいかな?
挙手して好きな順番で決めるのは?と生徒からの声。さぁ~1番の人と声をかけると多くのかわいい手が上がります。
大人では考えられない光景ですよね。
恥をかくことを恐れない、果敢にチャレンジする姿に胸が熱くなりました。
子どもたちが教えてくれたこと
どんな夢があり、そのために頑張りたいこと、応援して欲しいことを発表します。
職業が多いのかと思いきや、「優しい人になります。困ったことがあれば何でも相談してください」
「挨拶のプロになります。校長先生がいつも登校の時に元気に挨拶してくれます。とても気持ちいい一日が過ごせるので
ぼくも、皆に元気な挨拶をするので皆も返事してください」
その他、学校の先生、幼稚園の先生、看護師、ユーチューバーなど様々。
理由は、身近に感じた憧れの人物像なんですね。
威風堂々と、失敗するともう一度話していい?
いかがでしょう?私たち大人は失敗は悪だと思い込みもあります。
恥をかくことを恐れない人が成長すると大人向けの研修の冒頭でお伝えしています。
子どもたちは素直で臆することなく、チャレンジしてくれました。
もちろん、担任の先生が場をあたためてくださっているからこそのチャレンジ。
改めて、人の目を気にしながら恥を恐れず、前へ進むことの大切さを教えていただきました。
来月は卒業式前にお辞儀、歩き方など立ち居振る舞いの授業です。
給食を隣で食べてと駆け寄ってくれる子どもたちとお友達になれたので、来月の授業が楽しみでなりません。