高野山真言宗　大阪自治布教団様　定例研修会「声の出し方・伝え方」

6月１３日　大阪梅田の太融寺様にてお寺様向けのプレゼン指導にお招きいただきました。
太融寺のご住職麻生祥光さんは、拙著の２冊目に記載をお願いした尊敬する先生。
いつも穏やかで何事も丁寧、これから僧侶になられる学生向けに高野山で教鞭を取っておられます。
大阪地区のご住職が定期的に法話、お檀家様へのお話の上達のために学んでいらっしゃる研修に外部の風をとのことで
ありがたい機会をいただいた訳です。

日頃から、人前で話す機会が多い職業ですが、例えば「滑舌が悪く何を言っているのか分からない」
「お寺さんなのに声が悪い」など、誰も指摘をしづらいために独りよがりにならず
研鑽の場は大切と麻生ご住職のお話からスタート。
仏様も見守ってくださる尊い場所での研修はありがたいの一言です。

２１名のご住職の般若心経は朗々としたお声で感激しました。

まずは、自己紹介から滑舌チェック。
腹式呼吸や発声の訓練は初めてだったそうで、お彼岸、お盆などの繁忙期に
声枯れする、聞き返される、声が大きく内緒話ができないなどお仕事柄の声のお悩みも多様でした。

母音を制する発声練習、感情を込める表現、ラストは自己紹介のブラッシュアップ。
できる方ほど熱心に学んでくださいます。そして場を一緒に温め盛り上げていただいた皆様に感謝です。